スポーツ 息を止めて:アルトゥール・ゲランボエリ選手、またも世界記録を樹立

2022年3月8日、カナダ・ケベック州モリソンズ・クワリー

アルチュール・ゲラン=ボエリが新たな世界記録を樹立するまでの息を呑むような短編ドキュメンタリー。

アンダーアイスフリーダイビングの世界記録樹立には何が必要なのでしょうか。105mの氷が張った水域、何千時間ものトレーニング、信頼できる時計、“メモを確認すること”、水着。簡単そうに聞こえますか? まあ、これを簡単にやってのけてしまうのは、アルトゥール・ゲランボエリ選手くらいのものでしょう。この伝説の37歳は、CMAS(世界水中連盟) の世界記録、氷の下でのフリーダイビング最長距離をまたも更新したのですから。

三角形の潜水孔がいくつも開けられ、雪に覆われた崖に囲まれた凍った湖を思い浮かべてください。水温は1℃を表示しています。一連の潜水孔の末端では、青く澄んだ水の上に命知らずのダイバーが頭を出しているのが見えます。彼は呼吸を整え、厚い氷の下に潜り込み、記録にその名を残すための準備をしているのです。105mを泳ぎ、彼は世界記録達成をやり遂げます。ブリーフタイプの水着とタグ・ホイヤー アクアレーサー以外身に着けることなくアルトゥール・ゲランボエリ選手は、偉大な記録達成に向かったのです。再び。

 

アスリートが自分の限界を超えるためには、適切な道具を必要とすることがあります。自分を優位な状況に立たせるために。フリーダイビングに関しては、時間が全てです。ですから、適切な時計を着用することが必須条件になります。だからこそ、タグ・ホイヤー アクアレーサーはフリーダイバーの最高の友であり、息を止め、過酷な自然の力と闘い、記録を更新しようとするときに、絶対の安心感を与えてくれるのです。

記録達成前に語られた夢

この世界記録が樹立される前に私たちはその準備に余念がなかったゲランボエリ選手に話を聞きました。この啓発的なインタビューは、タグ・ホイヤーのポッドキャストでお聞き頂けます。ここで彼は、メンタルレジリエンス(精神的回復力) 、ウェルビーイングの永遠の探求、そしてなぜフリーダイバーにとって最も重要な道具が時計なのかについても話してくれています。