ポッドキャスト ポッドキャスト エピソード8:アリ・クリーガーとアシュリン・ハリスと共にゲームの流れを変える

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2度のワールドカップ優勝経験を持つアリ・クリーガーさんとアシュリン・ハリスさんが、ロックダウン中のトレーニング、母親としてのモチベーション、世間に注目されることの重要性について語ります。

「The Edge by TAG Heuer」のシリーズでは、可能性の限界で活躍している非凡な人々とのトークを繰り広げます。ここでは、参加することと勝利を手にすることとの紙一重の違いが語られます。それは、私たちにエッジ(優位性) を与えてくれるものは何なのか、そしてそれを超えるために何ができるのか、ということでもあります。

今回のゲストは、アリ・クリーガーさんとアシュリン・ハリスさんです。二人は、ワールドカップチャンピオンに2度輝いた経験を持ち、現在は全米女子ナショナルサッカーチームのオーランド・プライドに所属しています。

今回のエピソードを通して、サッカー界のレジェンドであり、LGBT+のアイコン的存在である二人が、当番組のホストであり、『British GQ』のスタイルディレクターでもあるテオ・ヴァン・デン・ブルークに、彼女たちの現在や今後の予定について語ります。二人は、きらびやかな2019年を過ごしました。2019年7月にワールドカップで2度目のチャンピオンになり、12月にワールドカップのMVPであるミーガン・ラピノーさんを花嫁付き添い人とし、結婚しました。その後、もちろん世界は一変しました。二人の世界も変わり、今年の前半には彼女たちのファンに愛娘のスローンちゃんをお披露目することもできました。今回のエピソードでは、パンデミックによる足止めや、ソーシャルメディアにおける喜びとそこに隠された危険性、LGBT+コミュニティにおけるお手本としての献身ぶりなどについて語り合います。

 

ポッドキャストが利用できるお使いのツールで「The Edge TAG Heuer」と検索し、フルエピソードをお楽しみください。

こちらでも聴くことができます。

 

ポッドキャストの目的、それは、リスナーの自分の限界を取り払うために、後押しとなること。

注意:お急ぎですか?

ここで、スタートラインに立ちエンジンを暖めるためのインスピレーションをつかんでください。是非聴いてみてください! そして、ポッドキャストに登録するのをお忘れなく。後でエピソード全体を聴くことができます。

ストーリーを変える

[アシュリン]「私たちは[プレーする機会] を奪われたことで、自分たちが何者なのか、何をすべきか、そしてなぜそうすべきなのかを見つめ直す良い機会を得ることができました。勝たなくてはならない場面で私は常に勝ち続けてきました。でも、それは私のハングリー精神の源ではないと思います。私たちが何か大切なもののために戦う時、ゲームの流れを変えることやストーリーを変えることはグラウンドの外でもできるのです。たとえそれが同一賃金の問題であったり、LGBTQ+の権利に関することであったとしてもです。それこそが私たちの最大の原動力だと私は思っています」。

仕事に終わりはない

[アリ] 「私たちにとって仕事に終わりはありません。すべての人は常に自分自身やコミュニティの改善を求めるべきであり、皆がより安全で理解のある希望に満ちた楽しい世界に住むための突き詰めた会話をすべきなのです。それこそが私たちが全力を注いでいることです。私たちは多くの時間を費やしてきましたが、その仕事にはその価値があるのです。それは生活を変えることであり、コミュニティをサポートするということ。例えば黒人コミュニティ、LGBTQ+コミュニティ、サッカーコミュニティなどです」。

スマホを置いてみる

[アシュリン]「私たちの存在はブランドの一部であり、生活の大部分はソーシャルメディアを通して人々の目にさらされています。しかし、それはとてつもなく暗い闇となる可能性があるように感じます。そして、私は時々スマホを置き、この偽の世界を通して生活をすることを止めなくてはならないことがあります。私たちはソーシャルメディアへの健康的なアプローチ方法についてよく話し合います。私たちは、生活をソーシャルメディアでとてもオープンにしています。なぜならば、人々と繋がり、弱さを見せることは、私たちが何者なのかを知ってもらう重要な一面だからです。でも一方で、私たちはソーシャルメディアと一定の距離も置いています」。

過去を振り返らない

[アシュリン]「私たちは私たちが [カップルとしてカミングアウト] した時、決して過去を振り返らないと約束をしました。そして、注目されること自体が、私たちのムーブメントの重要な要素となろうとしていました。なぜなら、私たちが子供の頃には、女性2人の姿が写った広告板を見たことがなかったからです。雑誌の表紙に2人の女性が載っているのも見たことがありませんでした。私たちは子供たちに「ああ、私たちの家族みたいだ。私たちの家族がこんな風に見えてもいいんだ。恥じる必要はないんだと思ってほしいのです」。

ハッピーエンド

[アリ] ブランドが違いを称えることは非常に重要なことです。そうすることで人は特別で唯一無二な存在になれます。今、タグ・ホイヤーの店舗に足を踏み入れたら、私たちが一緒に写っている写真を見ることができます。この瞬間が私たちにとって大きなモチベーションとなっているのです。雑誌を開き、美しい2人の男性、または美しい2人の女性を、それがどんなケースであれ、眺めましょう。私たちにだってハッピーエンドがあるのです。それを祝福しようではありませんか。