ポッドキャスト ポッドキャスト、エピソード5：ビッグウェイブサーファー、カイ・レニーの、ビッグな思想

「The Edge by TAG Heuer」のシリーズでは、可能性の限界で活躍している非凡な人々とのトークを繰り広げます。参加することと勝利を手にすることとの紙一重の違い、そして、“エッジ” (私たちを勝利に導くもの) とは何なのか、それを超越するには何が必要かを追求していくシリーズです。

次回のゲストは、サーフィン、そしてすべてのウォータースポーツに情熱を燃やす、マウイ島で生まれ育った真の海の男、カイ・レニー。

45分のフルエピソードでは、英国GQ誌のスタイル・ディレクター、テオ・ヴァン・デン・ブロウク氏とともに、プロフェッショナルサーファーであり、SUP世界選手権を8度も制覇している、カイ・レニーの世界へ飛び込みます。ハワイ語で「海」を意味する名をもつカイは、自然そのものである水を深く愛しています。自然の中で育まれた自分自身、その自然を守りたいという情熱、そして、大きく美しい波を求めて世界中を飛び回るプロフェッショナルサーファーであることについて語ってくれました。

ここで、スタートラインに立ちエンジンを暖めるためのインスピレーションをつかんでください。是非聴いてみてください！ そして、ポッドキャストに登録するのをお忘れなく。後でエピソード全体を聴くことができます。

「サーフィンの世界では、ハワイは地球上で最高の波に出会える場所なんです。この惑星で最高のビッグウェイブが自分の家のすぐ裏にあるなんて、本当にラッキーですよね」

「スノーボードのような、“波に乗る”スポーツにはかなり影響を受けていますが、他にも、フォーミュラ1やMotoGPなども見ます。例えばフォーミュラ1とモトGPは、僕のウィンドサーフィンのインスピレーション源になります。ライダーたちのトリックは驚くべきもので、自分のウィンドサーフィンにも取り入れられるものがある。スポーツは何でも、インスピレーションにしようとしているんです」

「よくこう思うんです。自分はたった一人でここにいて、目の前には何千という人々が集まってまるで丘のよう。みんなくつろいで座り、自分を見ている。自分は、まるでコロシアムでやられているグラディエーターのようだ。それでも、次の波が来て頭を叩きつけるまで、息をする時間は8秒足らずしかない。冷静になると、クレイジーな状況ですよね」

「プロフェッショナルのアスリートであるということは、ただ外に出て波に乗ればいいということではありません。それは、スポンサーに見返りを提供するということ。それからもちろん、アスリートとして、人々とのエンゲージメントを続けるための努力をすることが必要です。彼らは、自分と共に成長する人々ですし、そして自分がこのスポーツで上達して成長していくのを見たいと願っている人々なのです。それから、僕の行動を捉えた映像作りは、とても楽しかったです」

「海なしの人生なんて考えられません。海がなければ、きっととてもみじめな気分になると思います。海はいつも、説明できない力で僕を呼ぶのです。海の中で限界を感じて、恐れを感じたら、それは、僕が本当の力を発揮すべき時なんだと思います」

「ウォータースポーツやサーフィンなどをやってみたいと思うのなら、まず、始めてみてください。そして、あまり高い期待をもたない事。サーフィンが本当にうまくなるには、長い時間がかかるのですから」