ポッドキャスト ポッドキャスト(英語) がスタート！ パトリック・デンプシー氏へのインタビューから7つのポイントをご紹介

「The Edge by TAG Heuer」のシリーズでは、可能性の限界で活躍している非凡な人々とのトークを繰り広げます。レースに参加することとそのレースで勝利を手にすることとの紙一重の違い、そして、“エッジ” (私たちを勝利に導くもの) とは何なのか、それを超越するには何が必要かを追求していくシリーズです。

第1回目のゲストは、桁外れの才能に恵まれ、ハリウッドを代表する俳優ながらレーシングドライバーとしても活躍するパトリック・デンプシー氏です。ホストは英国GQ誌のスタイル・ディレクター、テオ・ヴァン・デン・ブロウク氏。

45分のフルエピソードでは、会話のエンジンがどんどんヒートアップ。デンプシー氏にキャリアのギアシフトをさせたインスピレーションや、自身が設立したがん治療施設「デンプシー・センター」での統合医療を提供するための活動、そしてもちろん、彼の無類のウォッチコレクションについて語り合います。ここで、スタートラインに立ちエンジンを暖めるためのインスピレーションをつかんでください。

ポッドキャストの目的、それは、限界を突破するために必要な燃料源を毎月提供することです。

パターンをシンプルに

「うまくバランスを取ることは非常に難しいことです。例えて言えば、ジャグリング。全てのボールを宙に投げ上げたら、パターンをシンプルにすることで、それぞれのボール(プロジェクト) により多くの時間が割けるようになります」

[編集者注：デンプシー氏は、メイン州バターフィールドのサーカス劇場にいたことがあり、その時のことを話しています。]

プレッシャーを集中力に

「プレッシャーを、集中の低下を招く要素ではなく、集中力が高まる要素として利用するにはどうしたら？」 これは何にでも当てはまることだと思います。ジムに通うのと同じです。メンタルの筋肉を鍛えればいいだけですよ。

エッジを見つける

「[レースでは] リスクがとてつもなく高くなります。ちょっとしたミスが大惨事になる可能性があることを知っているからこそ、最大レベルの注意を払わなければならないわけですね。そして、その感覚を常に維持したい。それは“エッジ” のことですよね。では、エッジとは何なのでしょうか？ どう定義されますか？ 私にとって、“エッジ” とはまさに、あらゆることの状況認識の中で細部にまで気を配ることができるポイントにまで自分の調子が上がっているということになります。立ち向かうべきこと？ 真剣に集中して取り組めるものを見つけることですね。」

エゴイスティックでないエゴ

「自分のエゴには気をつけなければなりませんね。それも何事にも言えることです。本当に偉大なアスリートやパフォーマーは、エゴイスティック(自己中心的) になることなく強いエゴ(自分自身) を持っています。そこにはある種の謙虚さがあり、だからこそそのエゴをもち続けられるのです。それがスポーツの素晴らしいところであり、競技は抽象的な概念ではありません。データ的なものなのです。俳優の場合、成功や才能をどう数値化するかは、かなり抽象的な話になります。人それぞれですから。それではどうやって他の人と自分を比較するのか、と思うでしょう？ それが問題なんですよね…」

自分の番組だって作れる

「一人の人間としての自分を大切にすること。時にはそれに気づかなかったり、言われてもわからなかったりしますが、自分という人間は一人しかいないですし、その価値観も自分独自のものなのす。それに今はテクノロジーがあります。iPhoneを持っていれば、映画を撮影することもできます。スターにもなれます。テクノロジーも簡単に利用でき、自分の番組を作ることだってできるのです。」

自分との闘い

「レースはまさに自分との闘いです。常にそうです。自分とのレースを走っている。自分だけの境地に到達すると、不思議と冷静になります。コントロールされたエネルギーの中から出てくる熱狂ではなく、混乱の中ある崇高な何かを感じるのです。美しいものです。だからこそ、熾烈な戦いは素晴らしいのです。他のことは全て脇に置いて、その瞬間を感じることが大切です。」

働くことを辞めない

「[人間として] 私たちは常に絶えず改善を行い続けます。だからこそ今私たちはここにいるのです。改善が認められるまで、それをやめません。やめられないんです。」

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