ウォッチ タグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフ エア 1:モーターレーシングの新言語
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この新作は改良ではなく、再発明です。タグ・ホイヤー モナコはこれまで常に限界を押し広げてきました。そして今回は、その限界を完全に打ち破ったのです。その結果生まれたのが、空力学的観点から構想されたタイムピース。あらゆる表面、あらゆる空隙が、性能の法則に応えた構造です。
レーザー光を使って製造
骨組みはストーリーを物語ります。グレード5チタン製ケースは、超高精度のレーザー技術を用いて、粉末状のチタンを微細な層にして融着させる選択的レーザー溶融法(SLM) によって製造されています。この積層造形技術は、材料を削り取るのではなく、外科手術のような意図でケースを製造するものです。これにより、従来の方法では実現不可能だった中空で重量を極限まで抑えた構造が生まれたのです。
この中空の空隙を埋めるのにも、ソリッド18K 2Nイエローゴールドをレーザーカットしたハニカム構造の格子という同様に大胆な手法が選ばれています。レースエンジンの吸気口が持つ幾何学的形状に着想を得たこのゴールドのフレームワークが、上品な輝きと構造的な完全性を等しく加えています。格子と同じ18K 2Nイエローゴールド製のスプリットセコンド用プッシュボタンが9時位置に配され、この構造の重要なアクセントになっています。ベゼルとプッシュボタンには、ステルス性の高い洗練された美を湛える、ブラックDLCコーティングを施したグレード5チタンが採用されています。
機械技術の真髄をすべて明らかに
スケルトン構造の下で鼓動を刻むのは、タグ・ホイヤー史上最も複雑なクロノグラフムーブメント「キャリバーTH81-00」。ラトラパンテ複雑機構によってスプリットセコンド計時が可能となり、2つのインターバルをメカニカルなエレガンスで捉えます。すべての歯車、すべてのレバーを、オープンワークのサファイアダイヤルとサファイアケースバックから見ることができます。
時計製造の至宝として絶対的な存在感を放つ、タグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフ エア 1は、速度、イノベーション、アヴァンギャルドなエンジニアリングが融合する、時計製造の未来へと開かれた技術の窓です。