スポーツ レースは続く:タグ・ホイヤーとポルシェがスペシャルなマシンプロジェクトを発表

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2つのアイコンブランドが「タグ・ホイヤー カレラ」誕生60周年を、唯一無二のオマージュマシン「ポルシェ 718 GT4 RS パナメリカーナ スペシャル」で祝います。

「タグ・ホイヤー カレラ」のお祝いムードはまだまだ終わりません。誕生60周年を記念して、複数の新作がリリースされ、オマージュイベントが開催されました。オーナー、コレクター、愛好家に多くの歓喜をもたらしてきたこのウォッチに対して、私たちができることといったらそれくらいしかありません。

そして今回、私たちはパートナーのポルシェとともに、新たにユニークなオマージュを作り上げることになったのです。それは “最後の偉大なロードレース” としても知られる「カレラ・パナメリカーナ」から始まった私たちが分かち合う歴史、共通の起源を物語るものでした。「カレラ」という名前とこのレースにまつわる伝説は、何十年にもわたって、私たちウォッチメーカーと自動車メーカー双方にインスピレーションを与え続けてきました。そこでこの豊かなレースの伝統と「タグ・ホイヤー カレラ」に敬意を表し、2つのアイコニックなブランドのスリリングなパートナーシップを体現したスポーツカー「ポルシェ718 GT4 RS パナメリカーナ スペシャル」が発表されることとなったのです。

思い出に残るリユニオン

「ポルシェ718 GT4 RS パナメリカーナ スペシャル」は、2023年9月29日にウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカで開催される「ポルシェ・レンシュポルト・リユニオン」で発表されます。これは、ポルシェのレーシングカーとドライバーが一堂に会する世界最大のイベント。新旧のポルシェ愛好家、オーナー、コレクター、著名なドライバーやエンジニアが顔を揃えます。このイベントでは、新しいポルシェが発表されるだけでなく、これまでに製造された中で最も希少なポルシェのモデルも発見することができます。ポルシェ・レンシュポルト・リユニオンには、モータースポーツの要素があり、モーターショーの魅力があり、久しぶりに家族みんなが顔を揃えるひとときといった趣があります。

歴史に思いを馳せる

「ポルシェ718 GT4 RS パナメリカーナ スペシャル」の内装には、印象的なディテールがちりばめられています。例えばダッシュボード。タグ・ホイヤーがダッシュボードに搭載される計時装置を製作してきた長い歴史を受け継ぎ、このポルシェは、時刻表示とクロノグラフ機能を分離した初代「ホイヤー ラリー マスター」に着想を得た新しいタイマーを備えています。

このラリー マスターの一方を構成する「マスター タイム」は、2重香箱ムーブメント「キャリバー63」によって8日間のパワーリザーブを実現したクロック。それに組み合わされていたのが「モンテカルロ クロノグラフ」でした。有名なラリーにちなんで名付けられたこのクロノグラフは、センター針で秒と分を記録し、ジャンピングアワーレコーダーを備えていました。クロックとクロノグラフは、ともに1960年代のレーシングカーに定着していきます。「ホイヤー ラリー マスター」は、スポーツカー、特にポルシェのマシンにオプションとして装備されることが一般的でした。

未来へのレース

タグ・ホイヤーのアンバサダーを務めるパトリック・デンプシーは、このイベントで新登場のマシンを披露するだけでなく、10月に開催されるカレラ・パナメリカーナにもこのマシンで出走する予定です。このマシンは、タグ・ホイヤーとポルシェの共通のルーツ、そしてモータースポーツの伝統を見事に捉えています。伝説的な「ポルシェ 550 クーペ」をモダンに解釈した流麗なデザインは、1953年のカレラ・パナメリカーナに参戦したポルシェへのオマージュです。

今回のコラボレーションが、タグ・ホイヤーとポルシェのパートナーシップをさらに強固なものにします。あなたもタグ・ホイヤーとポルシェとの多彩なコラボレーションウォッチをご覧になったことがあるはずです。今回はそれがマシンになったということ。これからの展開が楽しみです。

 

ポルシェ・レンシュポルト・リユニオンは、2023年9月28日から10月1日まで開催されます。

カレラ・パナメリカーナは2023年10月12日から19日までの日程で開催されます。