時計 互いのためのカスタマイズ

まるで幸せな夫婦のよう。まるで昼と夜のよう。まるでピーナッツバターとジェリーのサンドイッチのよう。タグ・ホイヤーとモーターレーシングとの関係を説明するのにはこんな表現がぴったりです。まさに互いを引き立て合っているのです。モーターレーシングのどの時代も、伝説のレーシングドライバーたちがタグ・ホイヤーの時計を手首にフィットさせ、トロフィーを高々と掲げている写真を目にすることでしょう。モーターレーシングのイベント会場に足を踏み入れると、タグ・ホイヤーがスポンサーであることを示す看板が目に飛び込んできます。そして、モーターレーシングへの情熱を称えるため、タグ・ホイヤーはしばしばモータースポーツ界を代表する最も象徴的なドライバーたちのためにカスタムウォッチを制作してきました。オラクル・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスという類稀なるF1ドライバーコンビも当然そうしたドライバーの中に含まれます。

セルジオ・ペレスの母国レースとなった2021年のメキシコGPを記念して、タグ・ホイヤーは “チェコ” の愛称で親しまれているペレスにスペシャルエディション タグ・ホイヤー カレラ ホイヤー02 トゥールビヨン クロノグラフを贈りました。この時計は、1本はチェコのため、そしてもう1本はチェコ・ペレス財団の募金活動のために、2本のみ製造されたモデルです。洗練されたタイムピースは45mmサイズ。軽量のグレード2チタンにダイヤモンドライクカーボン(DLC) コーティングが施されています。フルマットブラックに、エレガントで繊細なローズゴールドでソフトなアクセントを効かせたデザイン。ダイヤルには “SP” の文字が刻まれています。また、サファイアクリスタルのケースバックには、ペレスのモットーである “NEVER GIVE UP” と歴史的なグランプリの日付も刻まれています。ペレスは今シーズン、この時計を何度も着用しているようです。そして今週末、2022年モナコGPでペレスが1位のトロフィーを掲げたとき、この時計が彼の左手首で輝いていました。まさにチェコにとっての幸運のお守りですね。

2022年モナコグランプリの後、シャンパンで満たされた祝賀会の中で、マックス・フェルスタッペンがもうひとつのタグ・ホイヤー スペシャルエディションである新作「タグ・ホイヤー モナコ」を着用していることに気づかれた方もいると思います。オラクル・レッドブル・レーシングにとっての勝利の週末を祝い、タグ・ホイヤーはマックス・フェルスタッペンに新しいタグ・ホイヤー モナコのパーソナライズド バージョンを贈呈したのです。このタイムピースのダイヤルとケースバックには、彼のレースナンバー “1” が入っています。モナコの最新エディションであるこのタイムピースも伝説のグランプリへのオマージュです。ホイヤー モナコ Ref. 740303N(コレクターの間では「ダークロード」として知られる) からインスピレーションを得たこの新作も、グレード2チタンにDLCコーティングが施されたデザインです。その結果、深みのある鮮やかなブラックの色合いが生まれ、そこにローズゴールドのインデックスと針が絶妙なアクセントを添えています。この時計には、モナコ公国のラグジュアリーな雰囲気と、伝説的なサーキットでのレースのスリルの両方が反映されています。まさに特別なワールドチャンピオンにふさわしいタイムピースです。

いずれのカスタムウォッチにも、それぞれのドライバーのレーシングスタイルやシンボルだけでなく、タグ・ホイヤーとモータースポーツとのタイムレスな関係も込められています。タグ・ホイヤーがなければ、モーターレーシングは今とは全く違うものになっていたでしょう。そして、モーターレーシングがなければ、タグ・ホイヤーも今とは異なるウォッチブランドになっていたでしょう。互いに、時間とスピードがカスタムメイドであることを証明しているのです。