ストーリー Time Out: タグ・ホイヤー フォーミュラ1 - マッズ・パーチ

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タグ・ホイヤーのランドマークとなるTime Outシリーズ。現在ブレイク中のフォトグラファーたちが、それぞれの世界観とレンズを通して時計をテーマにした作品を作り、タグ・ホイヤーの時計を表現します。

今週は、デンマーク生まれでロンドン在住のフォトグラファーであるマッズ・パーチが、新しいタグ・ホイヤー フォーミュラ1をテーマに表現します。創造力と技術の限界を押し上げ続け、色彩を操る名手として知られるマッズ。露出、ライトペインティング、スローシャッターを駆使して、見る者を惹きつける、近未来的なイメージを創り上げます。ファッションや音楽などにおける彼の作品は、時折、商業写真と高尚なアートとの間にある境界線を曖昧にします。

新たなタグ・ホイヤー フォーミュラ1は、その他3つのモデルと共に、バーレーンで開催される2021 F1TMのシーズン開始に合わせて発表予定。1986年に誕生したスポーティなタイムピースが、フルスロットルのテクニカラーで蘇ったモデルです。3つのクロノグラフと3本の針を備え、43mmサイズのステンレススティール製ケースとセラミック製ベゼルをもつ新作モデルは、アスファルトのテクスチャー加工が施されたダイアルが特徴です。コックピットを想起させるナイロン製ストラップを備えたモデルも。レースを表現するイエローとオレンジのカラー、そしてタグ・ホイヤーのロゴがバックにあしらわれた、大胆なデザインです。ジャック・ホイヤーによる「オータヴィア」の大胆なリニューアルウォッチ、70年代に生まれた「オレンジボーイ」をも想起させます。ピンとこなかった方は、これを読んだ今、もう知っていると言えますね。

長時間の露出やオレンジのライトが、時計がレーストラックの中央にあるかのようなスピード感を演出しています。

マッズは、その時計のスポーティでカラフルなレガシーを本能的にとらえ、遊び心をプラス。モーションブラーと呼ばれるテクニックで、スピード感と溢れるエネルギーを演出しました。そして、オレンジのLEDライトのラインと長時間の露出を使い、まるでレーストラックのようなビジュアルスペースを演出し、躍動感を表現しました。

それでは、マッズがタグ・ホイヤー フォーミュラ1で本格的なポートレートのセッションを行ったらどうなるでしょうか? スクロールしてご覧ください。

« ロンドンのような都会に住んでいると、時間が早く進む気がする。だから僕は、写真で時間を止める。 »

マッズ・パーチ フォトグラファー

マッズは、スローシャッターというテクニックでスピード感とエネルギーを演出

新たな「フォーミュラ1」ウォッチの撮影時、そのスポーティでカラフルなレガシーはすぐにマッズにインスピレーションを与えました。