ウォッチ デザインの中で交わされる対話

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タグ・ホイヤーと、藤原ヒロシが手掛けるストリートウェアブランド「fragment design」とが出会い、ヘリテージとミニマルな明快さが交差する。その結果生まれたのが、抑制されたデザインを再定義するタグ・ホイヤー カレラのリミテッドエディションです。

藤原のシグネチャー

藤原ヒロシは、流行を追うことはしません。流行を自ら作り出すのです。長年にわたりストリートウェアのゴッドファーザーと称えられてきた、東京を拠点に活躍するデザイナー、藤原ヒロシ。数十年の時の流れの中で、音楽、ファッション、カルチャーのコードを彼にしか生み出すことのできないものへと変容させてきました。彼のレーベルである「fragment design(以下「フラグメント」)」は、この静かな破壊的斬新さを体現し、抑制と均衡、そして斬新な視点によって、身近なものを再構築しています。

3度目のコラボレーション

互いに抱く深い敬意の上に築かれたパートナーシップの第3章を記す、タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ × フラグメント リミテッドエディション。限定500本のこのモデルは、タグ・ホイヤーの伝説的な “グラスボックス” デザインをフラグメントのミニマルな表現言語で再解釈。タグ・ホイヤーがもつモータースポーツのヘリテージに、すっきりとしたモダンなエッジを効かせています。

コントラストが映えるデザイン

ブラックオパーリンのダイヤルに、曲線を描くホワイトのフランジ、数字の「1」と「11」がフラグメントの稲妻ロゴをさりげなく想起させる日付ディスクが合わされ、フラグメントのシグネチャーである“コントラスト”が、あらゆるディテールを形作っています。ビーズオブライスのステンレススティール製ブレスレットは、中央のコマにブラックPVDコーティングが施され、ヴィンテージのデザインに現代的でシャープな魅力が融合したスタイルを完成させています。

内と外に息づくヘリテージ

この新作の心臓部で鼓動を刻むのは、約80時間のパワーリザーブを備える自社製キャリバー TH20-00。サファイアケースバックからは、ブラックに彩られたタグ・ホイヤーとフラグメントのロゴをあしらったローターを見ることができます。その周囲を縁取っているビクトリーリースの刻印は、ジャック・ホイヤーが優勝ドライバーにウォッチを贈っていた伝統へのオマージュであり、このタイムピースをモータースポーツの伝説にしっかりと結びつけています。

カルチャーの交差点

藤原ヒロシのキャリアは、東京のアンダーグラウンドミュージックシーンから、現代のデザインカルチャーを形作った数々のコラボレーションまで、コードを衝突させることによって花開いてきました。タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ × フラグメント リミテッドエディションは、その対話を継続し、静かな影響力を秘めたステートメントの中で、スイスの時計製造技術と日本のストリートウェアを結びつけています。ヘリテージとモダニティが融合するとき、デザインに新たなリズムが生まれる。それを証明する比類のないウォッチは、紛れもないコレクターズアイテムです。