時計 あらゆるスプリットセコンドをその手に

フォーミュラ１公式タイムキーパー (Official Timekeeper of Formula 1®) としてタグ・ホイヤーが華々しく復帰したことは、モータースポーツの精度における大胆な新時代の幕開けを告げるものとなりました。1960年代にモータースポーツを彩った偉大なレジェンドたちのタイムの計測を担った役割から、1990年代から2000年代にかけての技術的躍進まで、スイスのウォッチブランド、タグ・ホイヤーは常にモーターレーシングの中心にありました。そして今、タグ・ホイヤーは、アヴァンギャルドな高級時計製造とF1®のリアルなエネルギーを融合させた、タグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフ | F1®を発表し、そのレガシーを確かに示します。

フランス語でラトラパンテと呼ばれるスプリットセコンド クロノグラフほど、モータースポーツのタイム計測を正確に体現できる複雑機構は他にほとんど見当たりません。複数の時間間隔をピンポイントの精度で同時に測定することができるこの機能は、1秒にも満たない差が勝利を左右するエリートレースの要となるものです。タグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフ | F1®は、この複雑な機構に命を吹き込み、高振動ムーブメントによって比類のない性能を実現しています。モータースポーツとタグ・ホイヤーのDNAに宿るアドレナリン沸き立つ激しさを反映した、精密工学の驚異とも呼べるコンプリケーションです。

タグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフ | F1®の核心を成す、アヴァンギャルドなイノベーション。ひとつのホワイトセラミックのブロックから作り出されたケースは、チタン製の前モデルの人間工学に基づいた構造を維持していますが、セラミックの成形に技術的課題があることを考えると、これはまさに驚くべき偉業です。その結果、熟練の技術と機能的な快適性を両立させた時計が誕生しました。ブレーキからハイブリッドベアリングまで、F1®の高性能部品に使用されているセラミック複合材を直接のインスピレーションとしたケースは、軽量で傷の付きにくい仕様。レッドに色づいた半透明のダイヤルがサーキットのダイナミックなエネルギーを伝え、クロノグラフのカウンターはF1®公式フォントを使用したスターティンググリッドのポジションを模したデザインで、デビッド・クロフトがグランプリのスタート時に毎回高らかに叫ぶ有名なフレーズ「LIGHTS OUT & AWAY WE GO」がはっきりと記されています。6時位置のF1®ロゴがこのタイムピースのレーシングのDNAを際立たせ、手作業でラッカー仕上げが施されたリューズが、ケースバックのチェッカーパターンや装飾入りローターなどの手の込んだディテールとともに、時計製造におけるタグ・ホイヤーのクラフツマンシップを強調しています。

わずか10本のみの限定エディションのタグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフ | F1®は、世界の名だたるスーパーカー同様、極めて希少な存在です。フォーミュラ１(Formula 1®) のシグネチャーカラーに着想を得たプレゼンテーションボックスは、タイムピースに勝るとも劣らない細部にまでこだわって丁寧に作り込まれたデザイン。このモータースポーツのアイコンウォッチの特別感をさらに高めています。内部では、このタイムピースをモータースポーツのハイスピードDNAにさらに深く結びつける仕上げのディテールとして、ムーブメントのローターにF1®のサーキットに置かれている縁石から着想を得たパターンがハンドペイントであしらわれています。まさに、単に時間を計測するという機能を超え、時間の概念や体験に新たな価値をもたらす時計です。