スポーツ タグ・ホイヤーがモナコ グランプリの史上初のタイトルパートナーに
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2024年5月24日、モナコのモンテカルロ市街地サーキットで開催されたフォーミュラ1モナコ グランプリのFP1(フリー走行1回目) を走るレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン。(Photo by Jakub Porzycki/NurPhoto)
100年近い歴史を誇るモナコ グランプリにおいて、2025年は史上初めてレースにタイトルパートナーがつく年となりました。タグ・ホイヤーはこの特別な栄誉を担うことを誇りに思います。フォーミュラ1が創設75周年を迎え、タグ・ホイヤーがその公式タイムキーパーに復帰する中、今回のタイトルパートナーが、スイスの名門時計ブランドと世界最高峰のモーターレース、さらにフォーミュラ1カレンダー屈指の有名レースとの数々のドラマを生んだ結びつきをさらに強めるものとなります。
これまで何十年にもわたり共通のストーリーを紡ぎ続けてきたモナコとタグ・ホイヤーを結びつけているのは、モータースポーツの世界だけでなく、タグ・ホイヤー モナココレクション、そしてこのレースをこれほどまでに有名にした数々のレジェンド達の存在です。モナコ グランプリが開催されるモンテカルロは、タグ・ホイヤーにとって“心のふるさと” とも呼ぶべき場所であり、今やフォーミュラ1ウィークエンドの華やかなイメージが定着していることからも、このレースが今回「フォーミュラ1 タグ・ホイヤー グランプリ・ドゥ・モナコ」と命名されたのも当然の流れでした。
セカンドホーム
これまでタグ・ホイヤーの時計はスイスで製造されてきましたが、企業としてのタグ・ホイヤーは、グローバルなアイデンティティを持ち、強い文化的影響力を及ぼす存在となっています。世界各地にブティックを構え、知名度のあるアンバサダーを起用し、あらゆる都市で目にすることができる広告キャンペーンを展開し、異なる大陸で様々なスポーツで存在感を示してはいても、タグ・ホイヤーが特別なつながりを持っている場所は世界にただひとつ、モナコしかありません。
1960年代~70年代のヨッヘン・リント、ジョー・シフェール、ニキ・ラウダ、ロニー・ピーターソンといった、サーキットでホイヤーのクロノグラフを愛用し後にスタイルアイコンとなったドライバーたちの存在から、1980年代~90年代のタグ・ホイヤーがスポンサーを務めたマクラーレンでステアリングを握りモナコを席巻した、アラン・プロストとアイルトン・セナの熾烈なライバル争いと数々の勝利まで、タグ・ホイヤーとコート・ダジュールのサーキットとの深い結びつきを物語るエピソードは数多くあります。
さらに、1990年代後半から2000年代に入ると、ミカ・ハッキネン、デビッド・クルサード、キミ・ライコネン、ルイス・ハミルトンがモナコの市街地コースで勝利を収めますが、彼らが表彰台の頂点に立ったとき、その手首にはいつもタグ・ホイヤー の時計がありました。最近では、ダニエル・リカルド、マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレスが、オラクル・レッドブル・レーシングのスポンサーであるタグ・ホイヤーと共に激しい闘いを勝ち抜いてきました。
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モナコ グランプリ(2021年)
パートナーシップをさらなる高みへ
タグ・ホイヤーは、2011年からオートモービル・クラブ・ドゥ・モナコ(モナコ自動車クラブ) のパートナーとして、フォーミュラ1ウィークエンドやグランプリ・ドゥ・モナコ・ヒストリックを通して重要な場面に立ち会ってきました。この新たなパートナーシップにより、モナコの街角や世界中のスクリーンでレースを観戦する人々の目に触れ、コースサイドのあらゆる場所にその名が掲げられることで、レースに関連する様々な場面でタグ・ホイヤーの存在感が増し、モナコでのストーリーがさらに力強くパワーアップすることになります。
モータースポーツ史に燦然と輝くこの重要な出来事を祝して特別なロゴが制作され、タグ・ホイヤーが登場するあらゆるタッチポイントで使用されます。さらに、もうひとつの重要なニュースが、アイコニックなタグ・ホイヤー モナコのクロックです。2025年のフォーミュラ1に新たに導入され、パドックに設置されることになるのです。
モナコでのフォーミュラ1レースにとどまらず、タグ・ホイヤーは、グランプリ・ドゥ・モナコ・ヒストリックとの関係も継続。2026年に開催される次大会では公式タイムキーパーを担当します。また、今年追加された新たな取り組みとして挙げられるのが、ラリー・モンテカルロ・ヒストリックとのパートナーシップです。これはモナコ自動車クラブとの複数年契約の一部として継続されます。