時計 モーターレーシングのヘリテージを讃えて

ラリー・モンテカルロは、世界で最も古く、最も厳しいいラリーのひとつです。通常のレーストラックとは異なり、このラリーのトラックは雪に覆われた山道。危険を伴うナイトステージでは、ドライバーやマシンの限界が試されることになります。ポルシェは1965年、当時発表されたばかりのポルシェ911でこのラリーに参戦しました。

このマイルストーンを讃え、ヘリテージに根付いたデザインで誕生したのが、タグ・ホイヤー カレラ クロノスプリント × ポルシェ ラリーです。鮮やかなレッドのアクセントが添えられた光沢のあるブラックダイヤルはヴィンテージのポルシェのダッシュボードから、6時位置と9時地位のサブダイヤルをはじめとする入り組んだディテールは、当時のRPMカウンターやスピードメーターのマーキングから着想を得ています。革新的なTH20-08 ムーブメントが思わせるのは、ポルシェ911のダイナミックな加速。独創的な自動車製造とスイスの時計製造がシームレスにひとつになっています。フランジの右端に施されたレッドのラインは、ポルシェ911 “147” がレース中に達成した0-100km/h加速のスピードへのオマージュです。1963年に901が出した9.1秒という記録を更新し、8.4秒を達成したのです。

リミテッドエディションのこのマスターピースは、タグ・ホイヤーとポルシェの絶えることのないパートナーシップを象徴しています。両者が共有する精度とパフォーマンスのレガシーを讃えるウォッチです。