ポッドキャスト Podcast、シーズン4、エピソード1：スティーブン・マルボン

タグ・ホイヤーのPodcast『The Edge』シーズン4にようこそ。今シーズン最初のゲストは、ライフスタイル ブランド、Malbon Golfの共同創業者であるスティーブン・マルボン。彼は、妻でありビジネスパートナーでもあるエリカとともに、「地球上で最も偉大なスポーツ」であると彼らが信じているゴルフを楽しむよう、今の若者たちをインスパイアすることをミッションに掲げています。2017年に誕生したMalbon Golfは、現在では、クリエイティブでスタイリッシュ、アクティブな人々に愛されるブランドになっており、その一目で分かるブランディングと遊び心あふれる品揃えで知られています。スティーブンは、結びつきが強いとされるゴルフコミュニティの人々にとってなぜMalbon Golfがこれほどに魅力的なのか、また、ブランドの将来についてどう考えているのかを語ってくれます。それでは、ナオミ・シフがホストを務めるタグ・ホイヤーのPodcast『The Edge』をお楽しみ下さい。

今回のゲストは、スティーブン・マルボン。その名を冠したゴルフ＆ライフスタイルブランドの共同創設者です。2017年に誕生したMalbon Golfは、現在では、クリエイティブでスタイリッシュ、アクティブな人々に愛されるブランドになっています。このエピソードでは、スティーブンが、ブランドの始まり、その哲学、そしてタグ・ホイヤーとMalbon Golf をコラボレーションに導いた自然な流れについて語ってくれます。

それなら、スタートラインに立ち、アドレナリンが湧き出るようなダイジェスト版をご紹介しましょう。そして、Podcastに登録するのをお忘れなく。後でエピソード全体を聴くことができます。「The Edge by TAG Heuer」のシリーズでは、可能性の限界で活躍している非凡な人々とのトークが繰り広げられます。レースに参加することと、そのレースで勝利を手にすることとの些細な違い、そして、“エッジ” (私たちを勝利に導くもの) とは何なのか、それを超越するには何が必要かを追求していくシリーズです。

僕は当時、ゴルフはやっていなくて、アート関係の仕事をしていた。ラ・ブレア (ロサンゼルス) にあったオフィスをフェアファックス (ロサンゼルス) に移して、小さな店を開いた。ゴルフには中毒性があるってことがすぐに分かったのはとても興味深いことだった。ジャスティン・ビーバーもジャスティン・ティンバーレイクも、オープンして最初の1カ月ほどした頃に何気なくやってきて、「部屋の中でゴルフボールを打ってもいいかな？」って尋ねてきたんだ。 

ゴルフは若い人たちが思っているほど鼻持ちならないものでも、お堅いものでもないということを彼らに伝え、分かってもらおうとしている。同時に、昔ながらの伝統的なゴルフの世界を守ろうとしている古い考えの人たちには、クリエイティブな若者たちはそうでないということを示している。それに、必ずしもゴルフが若者たちが考えるような無味乾燥なものでも、不快なものでもないということも。店に来てくれた人が、「ゴルフはやったことがないんです」と言うから、パターを渡したこともあるよ。店の中にパッティンググリーンがあるので、「よし、このボールをあの穴に入れよう」と僕が言って、お客様に打ってもらう。そして僕はこう言う「OK。これであなたも、ゴルフをしたことがある」。それがゴルフなのだから。

幼い頃に祖父がタグ・ホイヤーの時計を買ってくれたことがあった。それから、タグ・ホイヤーの大ファンになったんだ。僕が使ってきたこの時計は、とても役に立ってくれている。ゴルフをしたり、飛距離を把握したりする場合にも、何千、何万のゴルフコースがすでにウォッチにログインしている。とんでもないことだよ。

前にも言ったけど、僕はタグ・ホイヤーの歴史やモデル、研究、モーターレーシング、様々なルックやユニフォームのファンであり、デザインやパフォーマンス、テクノロジー、そしてゴルフウォッチの世界におけるタグ・ホイヤーの重要性も理解している。タグ・ホイヤー チームの成功は、信じられないほどにプロ意識が高いだけでなく、製品、コミュニケーション、イベント、ローンチプラン、広告やマーケティング、店舗デザインなどに関して、決して手を抜いたりしないことにあると思う。その細部に至るまでのこだわりには度肝を抜かれるよ。