時計 カラー クロニクル:LVMH ウォッチウィークの話題をさらったタグ・ホイヤーの “グリーン”

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2024年1月にマイアミで開催された、LVMH ウォッチウィーク。そこで発表された新作、DATOデザインのタグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ、タグ・ホイヤー カレラ トゥールビヨン クロノグラフ、TAG Heuer Connected をご紹介します。モーターレーシングを彷彿とさせるヴィンテージな色合いとモダンなテイストとを見事に融合させた、タグ・ホイヤーを象徴する新しいブランドカラー「ティール」の魅力をご堪能ください。

タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ (Ref. CBS2211.FC6545)

1月にマイアミで開幕した今年のLVMH ウォッチウィークで注目を集めた、“グリーン”。1900年代初頭、商業的なスポンサーシップがレーシングカーを飾るはるか以前、モータースポーツの世界は鮮やかな色彩のパレットで表現されていました。国別対抗自動車レース「ゴードン ベネット カップ」に端を発し、各国にその国を特徴づけるレーシングカラーが割り当てられるようになると、それぞれの色が国の誇りの象徴となり、ブリティッシュ レーシング グリーンのような新しいユニークなカラーを生み出すきっかけにもなりました。こうしたカラーは進化し、サーキットで強い存在感を放つようになりました。それぞれのカラーがスピード、イノベーション、そして飽くことなく勝利を追求するレガシーを物語る象徴となったのです。

ティールの物語

タグ・ホイヤーのカラーパレットに加わった新色は、ヴィンテージ モーターレーシングのエレガンスにオマージュを捧げながら、その想いをモダンなテイストとシームレスに融合させた色合いです。タグ・ホイヤーの新作、カレラ DATO とカレラ トゥールビヨンを彩るのは、ブルーとグリーンをクールに織り交ぜたその色、ティールです。2021年にタグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ (Ref. CBK221F.FC6479) で初披露となったこの特別なティールが、ブランドの華やかなレーシングのルーツとの繋がりを取り戻すものとして、タグ・ホイヤーのカラーファミリーのメンバーとなったのです。

  • タグ・ホイヤー カレラ トゥールビヨン クロノグラフ (Ref. CBS5011.FC6566)

クラシックの再来

1963年に誕生した、複雑機構の日付表示をもたないタグ・ホイヤー カレラは、その後進化を遂げていきます。1966年には12時位置に初の日付表示を加え、1968年には日付窓を9時位置にシフトさせたアイコニックな「DATO」レイアウトを発表しました。この変化は、単なる外観のアップグレードだけでなく、機能性を向上させ、アクセシビリティを高め、ホイヤー カレラ DATO45を不朽のクラシックへと生まれ変わらせたのです。そして今日、最新のDATOデザインのタグ・ホイヤー カレラ クロノグラフは、伝統とイノベーションが見事に融合し、ロジウムプレートのインデックス、ティールグリーンのアズラージュ加工のモノサブダイヤル、約80時間パワーリザーブを備えた自社製ホイヤー02 ムーブメントが見えるオープンケースバックを特徴としています。

  • TAG Heuer Connected Calibre E4 (Ref. SBR8A14.BT6317)

グリーンのコネクテッドウォッチ

鮮やかなテーマカラーのグリーンはさらに、TAG Heuer Connected Watch Calibre E4をも爽やかに彩ります。カレラDATO やカレラ トゥールビヨンと並ぶ新作の鮮やかなカラーパレットをシームレスに纏い、冒険心とモダニティを体現しています。