時計 カレラ誕生60周年を記念して『The TAG Heuer Carrera: The Race Never Stops』が刊行

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1963年以降のアイコニックなウォッチの歴史を振り返るカレラ誕生60周年アニバーサリーブック

2023年、カレラ誕生60周年を記念して『The TAG Heuer Carrera: The Race Never Stops』がÉditions de La Martinière社 (フランス語版) とABRAMS社 (英語版) から刊行

「タグ・ホイヤー カレラ」のアニバーサリーイヤーも佳境を迎えた今、時計史の一翼を担うこのタイムピースの足跡を振り返ります。新刊『The TAG Heuer Carrera: The Race Never Stops』は、60年以上にわたるカレラの卓越性、革新性、エレガンスへのオマージュです。この本では、タグ・ホイヤーで最も人気の高いモデルのひとつであるカレラのストーリーを追うために、1963年にまで遡った後、現在に至るまでの道筋を丹念に辿ることで、そのエピソードを語り尽くします。

時を駆けるモーターレーシング

『The TAG Heuer Carrera: The Race Never Stops』は、紙に印刷された単なる書籍ではなく、タグ・ホイヤーというブランドの最も重要ないくつもの瞬間に読む人を誘うタイムマシンです。タグ・ホイヤー カレラが誕生してからの60年間を10年ごとに6つの章に分けて紹介しています。シックな60年代からエレクトリックな80年代、そしてその先まで、貴重な写真とストーリーを組み合わせた本書は、タグ・ホイヤーの軌跡も生き生きと描き出しています。革新性、高精度、不朽のデザインの象徴であるカレラは、ウォッチメイキングの世界におけるダイナミックな旅を体現し、モータースポーツとの密接な関係を構築してきました。時計愛好家にとっても、歴史ファンにとっても、この本はカレラにまつわるクラフツマンシップと芸術性の世界を垣間見る窓となるはずです。

エレガンスを磨いた60年

ページをめくっていくとタグ・ホイヤー カレラの究極のカタログを見ているような気分に。1963年から2023年までに発表された最も重要なモデルの数々を紹介するカレラ ウォッチの世界を巡る百科辞典ともいえるものです。ムーブメント、発表日、ニックネーム、ケース径など、各ウォッチに関する必須情報に加え、本書でしか見られない写真も掲載され、コレクターや愛好家のためのまたとない参考文献になっています。

ライター紹介

  • ニコラス・ビュビック:その先頭に立つのが、2021年にタグ・ホイヤーのヘリテージ・ディレクターに任命されたニコラス・ビュビックでした。モータースポーツへの情熱を胸に、タグ・ホイヤーとウォッチメイキングに関するあらゆることに精通したエキスパートです。
  • ニコラス・フォルケス:イギリスの歴史家、作家、ジャーナリスト。作品の中で彼は19世紀の社会史とともにラグジュアリーグッズが織り成す複雑なタペストリーを探ってきました。
  • マルク・ニューソン:様々な業界で活躍してきた、数十年のキャリアを誇るマルチタレントのクリエーター。インダストリアルデザインからラグジュアリーグッズ、ファッションからファインアートまで、彼の天才性は滑らかなラインと有機的なフォルムを通して光輝いています。
  • ジェイソン・バーロウ:『BBC Top Gear』誌編集長。英国版『GQ』誌に寄稿したり、『The Sunday Times』紙に定期的に登場したりする彼のラグジュアリーとスタイルに関する見識は他を寄せ付けません。
  • ジェフ・スタイン:経験豊富な時計の専門家、コレクターであり、ホイヤーのヴィンテージウォッチの究極のガイド「OnTheDash」創設者。
  • サイモン・デ・バートン:クラシックカー、バイク、ウォッチをこよなく愛し、その愛情を仕事に結びつけるジャーナリスト、作家。
  • ロビン・スウィッシンバンク:フリージャーナリスト、ブロードキャスター。
  • ジュディカエル・ヒレル: 『Le Figaro』紙の時計部門責任者

『The TAG Heuer Carrera: The Race Never Stops』には、英語版 (出版社:ABRAMS社)、フランス語版 (出版社:Éditions de La Martinière)、中国語版、日本語版があります。350ページ以上にわたる本書をめくっていけば、60年にわたる「カレラ」の情熱、卓越性、タイムレスなデザインの世界に浸ることができます。

ご興味をお持ちの方は、ぜひ、タグ・ホイヤー ブティックや世界中の書店で本書をお手に取ってみてください。