サヴォワールフェール LVMHの時計の専門技術を学ぶ学校
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「時計の谷」としても知られるスイス・ジュー渓谷の標高1000mの地に位置する「エコール・デュ・ロジュリー LVMH」は、高級時計製造の技の伝承と学びの場として輝きを放っています。2016年に一新されたコースは、ユネスコの世界遺産にも登録されているラ・ショー・ド・フォンにあるタグ・ホイヤーのマニュファクチュールに直結する形で実施され、LVMHを代表する時計ブランドであるタグ・ホイヤーとゼニスの専門技術と卓越性を融合したトレーニングを時計職人の卵たちに提供する唯一のプログラムになっています。
このコースは、LVMHの時計製造の伝統と職人技を受け継ぎ、さらに高めていくだけでなく、タグ・ホイヤーの革新的でアヴァンギャルドな精神を伝えていくことも目的としています。同校は、LVMHにおける2つの重要なマニュファクチュールとそれぞれのDNAを深く研究し、この2つのメゾンの中に入り、その環境に触れ、さらにアンスティテュ・デ・メティエ・デクセランスが主催するマスタークラスに参加し、CIFOMの認定を受けた授業や時計業界のまさに中心に位置する有名な教育機関から認証を受けるといったことが組み合わされた独自のトレーニング機会を提供しています。
晴れて入学が認められた生徒たちは、LVMHのエコール・デュ・ロジュリーで2年から4年の研修を受け、タグ・ホイヤーやゼニスのさまざまなアトリエでインターンを経験します。その後、独自の採用プラットフォームと新たに取得したディプロマによって、時計職人として働くことができます。彼らは将来を嘱望される若き職人候補としてプログラムを開始し、時計職人として必要とされるリズムと精度を身に付けて卒業していきます。
タグ・ホイヤーは、自分たちのサヴォアフェールの継承と若い才能の開発を促進し、明日の時計職人の育成を支援できることを心から嬉しく思っています。