ライフスタイル アトランタの意外な楽しみ方

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新しい旅先の過ごし方を提案するシリーズへようこそ。

アメリカでもっとも「期待値の高い」都市の1つであるアトランタでは、2021年の今、南部ならではのサザン・ホスピタリティや古き良き南部式アイスティー以上のものを堪能することができます。アトランタの急増する多国籍料理レストラン、最先端の建築、インスタレーション・アート、そしてX世代には懐かしい宝を探索し、デザートにちょっとした「タイムトラベル」の隙間も残しておきましょう。

ミラーユニオンで過去と現在を繋ぎましょう。

ジョージアを訪れた際には、有名な田舎風リブやグリッツを注文するのが賢明でしょう。ミラー・ユニオンの予約を取ることができたら、ぜひともそれらを体験してみてください。ジョージア出身のスティーブン・サターフィールドの秀でたクリエイティビティから着想を得た非常に洗練された南部料理をお楽しみください。  華美でない傑作(贅沢なセロリのクリームの中の滑らかな卵) や地元料理のちょっとした探検(ポークチョップフライのグリーン野菜のクリーム添え、または鴨胸肉のホーケーキと苺添え) を気取らない高級な雰囲気の中で堪能することができます。そうです。矛盾していることは分かっていますが、実現しうる真実なのです。このように考えてみてください。ミラー・ユニオンでは、長い時間リラックスしたランチを楽しむことも、とても特別な美食家の誕生日会を開くこともできるのです。ミラー・ユニオンは、温かく心地よい、先進的なサザン・ホスピタリティの砦で、(特にウイスキーサワーを1杯、または色をつけて2杯追加で注文したりすると) どんなに渋い顔も笑顔になります。

グラス・ツリーハウスに感服しましょう 

グランドデザインなど忘れてしまいましょう。このオリジナルの建築は、非常に皮肉な建築嫌いさえも刺激し、喜ばせてくれます。太くて高いジョージアの樹木の中で、地上に吊るされたモダンで不思議な建造物。オームウッド公園近くの硬い木々の林に隠れたアトランタのグラス・ツリーハウスはエレガントでモダンな驚異的建造物です。高所にある透明の住居は緑に囲まれているため、通りからはほとんど見えません。ほとんどがリサイクル素材でできたこの2階建ての構造には、ガラスパネルとスティールが使用されており、重力に逆らうことのない優美さを感じさせます。  予約について 幸運にも空室があれば、Airbnbでレンタルすることもできます!  言うまでもなく、ここには実際に人が住んでいます。そのため、その壮麗で不思議な建造物を見つめる際には敬意を払いましょう。

ジョージア水族館 - 撮影:マット・ヘルビッグ(Unsplash)

Tiny Doors ATL(タイニー・ドアズATL) で旅に出かけましょう。 

恐れずアトランタの道を歩けば、不思議の国のアリスの様な世界へと誘われます。詳しくご説明しましょう。控えめで概念的なインスタレーション・アートが街を美しく飾り、奇妙で素晴らしいミステリアスな感覚を創り出しています。「Tiny Doors ATL(タイニー・ドアズATL) 」と名付けられたこの魅力的な「展示」は、ランダムに街中のストリートに設置されており、公式に発表されてはいませんが、有名です。  美しく装飾され、ひっそりとした反体制的なたたずまいの小さな扉は、日常的な街を抜け出し、ミニチュアの「隠されたアトランタ」のマジカルな世界へと私たちを導いてくれそうです。もし自分でスカベンジャーハント(またはガイドツアー) がしたくなったら、扉は全部で17つあります。まるであなたが小人になったかのようにデザインされた巨大な扉もありますよ。  ヒントを1つ挙げるとしたら? ジョージア水族館からスタートしましょう…。ちなみにそこはただの世界一大きな水族館ではなく、アジア以外で唯一ジンベエザメを飼育できる大きさ(2400万リットル) のタンクがある水族館です!

写真提供:キンボールハウス(撮影:Andrew Thomas Lee)

キンボールハウスでハイボールを楽しみましょう。 

元々、1891年には列車車庫であったこのレストランには、受賞歴のあるカクテルメニューが取り揃えられており、アトランタの最高の時代を再現した豪華な店内で味わうことができます。ゆっくりと回転する扇風機が本来の「サザン・ホスピタリティ」に雰囲気を添え、天井の高さまである棚には数多くのお酒が並んでいます。超人的なバーテンダーであり、共同経営者でもあるマイルス・マッコーリーがすべてのカクテルをオーセンティックなグラスに注ぎ、 彼がバーのはしごを登り、ドラマティックにラストオーダーを取る様も見ることができます。アトランタで最高のオイスター12個をいただきながら、バラエティに富んだアブサンをいただくと、エレガントな世紀末前後の時代へとタイムスリップした気分になれますよ。

写真提供:キンボールハウス(撮影:Andrew Thomas Lee)

Joystick Gamebar(ジョイスティック・ゲームバー) でスリルを満喫しましょう。 

このアーケードがテーマのバーは、童心を持つ大人、ノスタルジックなヒップスター、かわいいオタクで賑わっています。エッジウッドアベニューにあり、2012年初頭に(「フレンズ」に登場するミズ・パックマンを導入し、) リバイバルされた先駆的なバーでした。  自称「オタクが潜むバー」のラウンジには、(1回たったの25セントの) ギャラガ、モータルコンバット、スペースインベーダーなどの昔ながらのアーケードにあるクラシックなゲームが取り揃えられています。大人であることを利用して、アルコール入りのスラッシー、ピクルバック、地元のクラフトビールを楽しみましょう。念のためお伝えしておきますが、オタクは今やセクシーで、ミレニアル世代は子供心を忘れる必要などないのです。

こうした様々な魅力を体験した後、もし心地よくベッドにもぐりこんでしまいたい気分にならなかったら、ブルーミングデールズ(Lenox Square, 3393 Peachtree Road, 30326 Atlanta) のタグ・ホイヤー ブティックへ是非お越しください。身に着ける芸術品と、最高のタイミングでのリテールセラピーをご用意してお待ちしています。