時計 現在に生きる過去

イノベーションや新たな技術の開発にその身を捧げる、タグ・ホイヤー。 時計製造の未来をまっすぐに見つめ、美しいデザインや技術に最新の手法を取り入れていく一方で、歴史への情熱も持ち続けています。タグ・ホイヤーの過去は、現在と同様に大切です。スイスの時計製造メーカーとして全従業員が伝統的なサービスを大切にしています。

そのため、歴史あるヴィンテージのタグ・ホイヤーのタイムピースをも、博物館レベルの品質に復元することが可能な技術を持っています。家族から受け継いだ時計や、アンティークウォッチのコレクションの時計なども、タグ・ホイヤーならケアをすることができます。  タグ・ホイヤーは、そうした時計を本来の状態に復元することができる、伝統的な工房を持っています。たとえそれが、オリジナルの部品を再製造すること、または複雑な修理であったとしても、復元は可能です。  タグ・ホイヤーのヴィンテージウォッチを取り扱うブティックチームは7人の専門家から成り、毎年約1,200本のタイムピースを復元しています。

百聞は一見に如かず。タグ・ホイヤーの復元チームによるマジックを「ビフォア・アフター」の旅でご覧ください。  旅に出るのはどのようなウォッチでしょう?

タグ・ホイヤー オータヴィア 2446 – 完全復元

ホイヤー クロノグラフ 750.501 – ブラッククロームのダイヤルの復元

シルバーストーン ダイヤル ホイヤー 110.313 – 完全復元

それでは、修理と復元の違いは何でしょうか?

単純な区分のように思えるかもしれませんが、時計の世界では少し複雑です。(時計マニアの方に説明すると、「複雑機構」よりは単純と言えます)。  タグ・ホイヤーでは、修復と修理のいずれも、タグ・ホイヤーのヘリテージの専門家による綿密な診断検査から始まります。この専門家は(名医の様に) 「診断」と「アクションプラン」の両方を提示します。 復元がゴールの場合、例えば欠けているパーツがもう標準生産されていないものであったら、それを取り換えます。  つまり、もとの機構の中で、もとの部品とまったく同じように機能する歴史的に正確なレプリカを作り直すということです。 時間とともに風合いの出た時計の外観を維持しつつ、スムーズに再構築できるよう膨大なリサーチと綿密な調査を行います。

一方、修理は、新品の機構の中にオリジナルのタイムピースを当てはめることが含まれる場合があります。完全に修理された正確なメカニズムを実現するためのフェイスリフトの様なものと言うべきでしょうか。  タグ・ホイヤーが目指すのは、高い精密性を確保しつつ、繊細で歴史的に正確な方法で、貴重なタイムピースを保存することです。

ホイヤーのヘリテージ部門の歴史通たちは、マジックハンドを持つ時計製造のエキスパートに留まりません。今までにタグ・ホイヤーで製造されたすべてのモデルを保管・保存記録することも彼らの役割です。  タグ・ホイヤーは歴史的なモデルの様々な記録を保持しています。それにより、タグ・ホイヤーやホイヤーによって製造されたタイムピースの識別、「診断」、そして本物であるかの確認ができるのです。 さらにタグ・ホイヤーでは、競売人またはコレクターが使用する時計の診断書を提供しています。例えば、希少なオリジナルのピースを識別するのに役立てられます。

復元・修理のサービスを利用できるのは?

誰でも利用できます。ヴィンテージやアンティークのタグ・ホイヤー、またはホイヤーのモデルをお持ちなら、スイス本社での時計の鑑定、復元、または修理を依頼することができます。 こうして、時計の価値を生涯、そして世代を越えて保存することを可能にするのです。お客様の時計を安全にお送りいただくためには、タグ・ホイヤーの公式ブティックにお持ちいただくのが一番です。送料もサービス料に含まれます。  時計はそれぞれ個別に鑑定され、時計製造の専門家により見積もりが出されます。  通常、時計をお預けいただいてから返却までに要する日数は、作業の範囲にもよりますが、2~3ヶ月かかります。

ヘリテージ部門と並んでタグ・ホイヤーで重要な役割を担うのが、研究開発機関です。毎日、タグ・ホイヤーの新たな製品をより良くするための「学習実験室」として、その豊かな歴史をベースに、膨大な保管記録が使われています。  最高の時計の開発に向けて、時間をかけて自社のムーブメントを研究し、失敗からの学習をもとに成功を築いていきます。(素材の比較、何がより早く時計を消耗させるかについての理解など) 。 簡単に言うと、タグ・ホイヤーの過去は現在にも生きていて、明日の比類ない卓越性の実現に役立てられているのです。