サヴォワールフェール パトリック・デンプシーがタグ・ホイヤー アイウェアの顔に

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ブランドの価値観を深く理解し、自らの行動でそれを体現しているブランドアンバサダーほど、そのブランドと共鳴し合う存在はいません。タグ・ホイヤーのアンバサダーを務めるパトリック・デンプシーも、紛れもないスタイルでタグ・ホイヤーの精神を見事に体現する人物です。

パトリック・デンプシー

パトリック・デンプシー

俳優であり、プロのレーシングドライバーでもある、クリエイティブな才能に恵まれたパトリック・デンプシーは、2014年以来、スイスの高級時計ブランド、タグ・ホイヤーの傍らで常に存在感を示してきました。今年、両者の関係が新たな段階を迎え、パトリック・デンプシーが公式にタグ・ホイヤー アイウェアの顔となります。

かつてのスティーブ・マックイーン同様、モーターレーシングに真の情熱を注ぎ、タグ・ホイヤーがそのレガシーを築き上げる中で重要な役割を演じてきたもうひとりのハリウッドのアイコン、パトリック・デンプシーは、パフォーマンス、精度、タイムレスなスタイルの融合を象徴する稀有な存在です。

パトリック・デンプシー

パトリック・デンプシーは、タグ・ホイヤーと想いを深く共有し、勝利にこだわるデザイン、動きの中のエレガンス、妥協のない卓越性の追求というこのブランドのコアバリューに強い共感を抱いています。これは、サーキット上だけでなく、映画のスクリーンからもはっきりと感じ取ることができます。
耐久レースの世界で豊富な経験を誇るパトリック・デンプシーは、世界屈指の過酷なモーターレースとして名高いル・マン24時間レースにも何度も参戦してきました。自分がプロのレーサーだと言い切れる俳優はほとんどいません。ましてや、2015年のル・マンで331周を走り切り、GTE Amクラスで堂々2位に入賞し、表彰台に立つことでその実力を証明した俳優などまず他に見当たりません。彼のモータースポーツに捧げるひたむきな姿勢が評価されたのは2019年。サーキット内外での貢献が称えられ、“スピリット・オブ・ル・マン” 賞が贈られました。

パトリック・デンプシーは、タグ・ホイヤーでの自らの役割を単に形式的なものとは決して考えていません。彼は、モナコGPの市街地コース、ブティックのオープニング、レンシュポルト・リユニオン7でのドライビング、さらにブランドのその他の主要な出来事が開催されたあらゆる場所に姿を見せてきました。常に心からの思いを抱き、真剣に、積極的に関わる姿勢こそが何よりも彼の気持ちを物語っています。

今年、LVMHのアイウェアにおける卓越性を象徴するティリオスとのパートナーシップによって生み出されたタグ・ホイヤーの最新アイウェア コレクションが、両者の結びつきをより一層深めることになります。パトリック・デンプシーは、クリエイティブな視点、そしてスタイルと機能性の両方に根差したビジョンを提案しながら、自身の持つパフォーマンスへの情熱と洗練されたスタイルで、コレクションが遂げていく進化に貢献しています。

キャンペーンは、モーターレーシング文化に深く関わってきたタグ・ホイヤーのルーツに捧げるオマージュで幕を開けます。その印象的なビジュアルでは、モータースポーツ史を形作ってきたタグ・ホイヤーの役割を象徴する、クロノグラフを手に持つジャック・ホイヤーの伝説的なポートレートを、パトリック・デンプシーが再現しています。2025年版のこのポートレートでパトリック・デンプシーが着用しているのが、コレクションの2つの主要ライン、ジャック・ホイヤーとミニ ヴァンセットからのモデルです。その結果、タイムレスであると同時に新鮮さを感じさせる、ヘリテージと次に起こることをつなぐ架け橋となるビジュアルが誕生しました。

共鳴はそれだけではありません。2024年の映画『フェラーリ』で、パトリック・デンプシーは伝説のドライバー、ピエロ・タルッフィを演じました。1971年にジャック・ホイヤーがフェラーリと結んだ画期的なパートナーシップを彷彿とさせるストーリーにもなっています。そして、この新たなビジュアルは、モーターレーシング、ストーリーテリング、タイムレスなデザインが融合したレガシーが見事に継承されたことを証明しています。

  • パトリック・デンプシー (2025年)

タグ・ホイヤー アイウェア コレクション

タグ・ホイヤーの2025年新作アイウェアコレクションでは、デザイン、パフォーマンス、ヘリテージに重点が置かれ、それがそれぞれ明確な個性を持つ3つのラインで表現されています。

ジャック・ホイヤー ライン

1971年にタグ・ホイヤーが初めてフォーミュラ1(Formula 1®) とパートナーシップを結ぶきっかけを作った先見の明のある人物からインスピレーションを得て、モータースポーツにおけるイノベーションのレガシーにオマージュを捧げる、ジャック・ホイヤー ライン。1960年代風のパイロットフレームは、超軽量の日本製チタン、クロマフェードレンズ、洗練されたディテールが特徴。ヴィンテージのエレガンスと先端技術が生む高精度を融合させ、デザインとパフォーマンスの両面でジャック・ホイヤーの今も変わらぬ強い影響力を感じさせます。

ミニ ヴァンセット ライン

タグ・ホイヤーのテクニカルアイウェアの洗練された進化形であり、流れるような楕円形のステンレススティール製ヒンジとバイオナイロン製のテンプルが、パフォーマンスと精度へのこだわりを象徴しているミニ ヴァンセット ライン。モータースポーツのエンジニアリングから着想を得たデザインは、ブランドのアイコニックな27°ヒンジを大胆かつモダンなエッジを効かせて再解釈しています。仕上げに視界を向上させる偏光レンズ「SPECTA」を採用し、スピード、ディテール、ダイナミックな動きを追求したラインです。

シールド プロ ライン

ハイスピード環境に対応したパフォーマンス重視の近未来的なデザインで、タグ・ホイヤーならではの大胆な精神を表現したシールド プロ ライン。フレキシブルなバイオナイロン製フレームを採用したスポーティなマスクは、超軽量で耐久性に優れ、どんな動きにもしっかり対応。交換可能なレンズを備え、タグ・ホイヤー ロゴをさりげなく飾り、アスリート、ライダー、さらに極限状態でも最高のパフォーマンスを発揮したい全ての人に贈るデザイン。そこには妥協は一切なく、あるのはただ明瞭な視界と自在なコントロールだけです。